みうらじゅんと峯田和伸の特別講座を見に行ったよ(11/3)

期待以上の最低の下ネタトークで最高でしたw
てか、内容書けないww


映画「アイデン&ティティ」の方は実は初見だったんだけどすごいよかったね。
今回あの場で見れてよかったよ。外から「ゴイステ」っぽかったり「ナンバガ」みたいだったりするバンドの音が内部に侵入してくるような空間で「バンドブーム」を扱ったあの映画を見るのはなかなか貴重な体験だった。
みうらじゅんトークの中で下ネタじゃなかった数少ない発言の中に「青春てのはノイローゼだよ」てのがあったが、まさにその発言を体現するかのような映画だね。

やっぱロックだよ!俺もロックに生きるぜっ!!


現地でコアな銀杏ファンと話す機会があったのだが、峯田和伸は今でも「護身」を続けてるという話を聞いて複雑な気持ちになった。
要するに男のファンに対しては誰でもウェルカムみたいな感じなのだが、女はほとんど無視で冷たい態度をとってるそうだ。
「ゴイステ」時からのファンとしてはそれはうれしくもあるのだが、同時に心配でもある。
それは峯田がもてない男のファンとか童貞のファンに勝手に責任を感じてそういう態度をとってるんじゃないかということ。


同じ問題は、非モテオタク論者として華々しくデビューしてしまった本田透にも言える。
彼は自身の著書『電波男』に感染してしまった「非モテ」たちに責任を感じすぎているのではないか。
もちろんその「意地でもモテない人間を貫き通す」という行動が彼らの創造力の源泉になっていることは否定できないし、ていうか間違いなくそこから彼らの創作活動が始まってるんだよね。
だからまぁ別にいいじゃんとも言えるんだけど、なんか他にいい道はないのかなーて思うんだよね。


誠実すぎるがゆえの落とし穴にはまってる気がしてしょうがない。
ファンをあえて捨てる、ということがあってもいいんじゃないだろうか。それがファンへの本当の愛とは言えないのだろうか。無理かなぁ。


童貞ソー・ヤング

童貞ソー・ヤング

電波男 (講談社文庫)

電波男 (講談社文庫)