『の技法、帰属なき――「ゼロゼロ・ジェネレーション」という時代』椹木野衣

美術手帖7月号より、メモ。

06年時点でのゼロゼロ・ジェネレーションの位置測定のために浮かんでくるのは、こんな言葉である。それは、帰属を失った身体(表象)への容赦ない視線、そしてそれが生み出す徹底した技巧の行使による没主体的な生成としての内向――である