思考の整理学おもろい

今さらながら読んでる。こりゃ100万部売れるわ。

思考の整理学 (ちくま文庫)

出版されて20年以上も経ってる。

読みながらなぜ今の時代に売れたのかよくわかった。
著者の言うコンピューターによる記憶、知識の外部化が、現在のインターネットの成熟で誰でも実感できるようになった。
しかし誰でも多くの知識にアクセスできるようになったはずなのに、肝心の新しい発想やアイデアを生み出すことができない。
多くの人がこういう悩みを持ってるのだろう。この本はそういう悩みに応えてくれる。

凡百のアイデア術やメモ・ノート術のビジネス書を沢山読むよりは、この文庫一冊読んだほうがいい。それだけの発想のヒントが詰まってる。