捨てて生きる―『【生きる】論』スマナサーラ

スマナサーラ長老の新刊。本屋で見かけて装丁が良かったので思わず購入。

[生きる]論

[生きる]論

本というよりは詩集のような感じで、数行に結晶化された長老の127の至言が1ページにつき1つずつ語られている。かといって前後のつながりが無いわけではなく普通に本として読める。

126、127ページの15章「捨てて生きる」から引用。

生きることは捨てることです。われわれはものを捨てて、捨てて、進んでいきます。おもちゃを捨てないと大人になれないように、成長とはなにかを捨てることなのです。捨てて、捨てて、進むことは、正しい生き方です。

人間は、なんでもいいから得ること取ることが、成功する人生だと勘違いしているのです。それはアベコベです。


なんかここ立ち読みしてたときにも「おおっ」とか思って1人で感心してた。


あと、どうでもいいことだがレジ持ってたとき笑顔が素敵な眼鏡っ子のお姉さんにカバーをつけてもらってうれしかった。ヨドバシアキバの有隣堂はやっぱいい。

嗚呼、煩悩だらけの自分。