オバマ、読書録

気づいたら前回の更新から2週間。もう少し更新頻度を上げたい今日この頃。

オバマ氏のスピーチライター

噂の27歳のスピーチライター。こちらのブログでまとめられてました。

僕も知りたかった情報なので参考になります。

オバマの演説をiKnowで何度も聞いてるけどすごいリズミカルなんだよね、韻踏んでたりして。ああいうリズムは日本語にはできないなぁ。歌のようだ。いや初の黒人だけにヒップホップか。

読んでる

凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語 (新潮選書)

凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語 (新潮選書)

1992年にカリフォルニア工科大のカーシュビンク博士によって提唱された「スノーボールアース仮説」。過去に地球は全面凍結してた時期があったという仮説だ。一時期は相手にされなかったが、最近これを裏付ける証拠や理論がいろいろ見つかってきてるらしい。ちょうど今やってるシミュレーションの課題のアイデアにも使えそう。
そういえば自分は地球惑星科学科の学生だった、ということを読んでて思い出した。

宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?

宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか?

えらい面白い。読んでる途中で、20世紀前半くらいまでの物理学が「エネルギー的パラダイム」だとすれば、20世紀後半から21世紀は「情報論的パラダイム」に移行してるのかなぁということを妄想。
エネルギーだけに注目してては、生命のようなものが現れることを科学で説明することはできないのではないか。情報とか量子計算の理論によって科学の世界観をもっと広げられる予感がする。

読んだ

いい新書。一つひとつの言葉に桜井章一の生き様が滲み出ている。
癖に性格が出るという指摘にはなるほど納得。
人を見抜きたい人、見抜かれないようにしたい人、双方におすすめ。

知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)

知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)

マトゥラーナ=ヴァレラによるオートポイエーシスの一般向け解説書。
生命のようなシステムを把握する上でオートポイエーシスという概念を理解する必要があるようなので読んだ。やっぱある概念を理解するには原点、創始者に当たるのが一番。前に河本英夫オートポイエーシスの入門書らしい本を読んだが難しく感じて途中で投げてた。本書はまさに文字通り入門書。中学生でも読めると思う。一人称が「ぼくら」の翻訳もいい。世界の見方が根本から変わっていくのにわくわくしながら読み進められた。


甲野善紀名越康文の初対談本『薄氷の踏み方』を読んだ。あと今アマゾンのリコメンドで気づいた。まぁ好きな人には面白い。
他にも溜まってるがまた今度。
本当は引用しながら一つずつ長めの紹介を書きたいのですが、今日はここらへんで。