『権力の読みかた』の読みかたは?

幸福論―“共生”の不可能と不可避について (NHKブックス)このタイトルはNHK出版『幸福論』で見事なまでの宮台真司へのツッコミ役を果たしてくれた(演じてくれた?)批判理論家、二枚腰のトリックスター、堀内進之介のブログからのパクリ。

今んとこ萱野稔人の『権力の読みかた―状況と理論』に関してネット上で言及してる論客は彼くらいかな?
北田暁大せんせいもこの前の対談イベントでかやのんへのラブレターに原稿用紙50枚分くらい費やしてたみたいだけど、ネットに書くのはもうこりごりみたいだねw


権力の読みかた―状況と理論僕はとにかく「あつはなつい!」って感じでぶっちゃけ前半の「状況編」はかやのんのブログ(萱野稔人「交差する領域」)で十分読んでるつもりになってるし、めんどいからさきほど堀内氏同様一気に「理論編」を読み飛ばしはじめました。かやのん追っかけてる方(え、おれだけ?)は後半の「理論編」から読まれた方が面白いかもしれません。
僕が興味を引いたのはp165くらいからの「権力と知」の話からでしょうか。先日メモした「智の配分/富の配分」の乖離の話とも関係しそうで面白いです。それだけ。