「ポストモダンと情報社会」第3回・東浩紀

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ソーカル事件の話があった。よく聞く事件の割にはあまり詳しい経緯を聞いたことがなかったのでよい機会。
人文系の人たちは科学的なものに対する何かコンプレックスでもあったのでしょうか。科学の側から「てめーら適当なこと言ってんじゃねーよ」みたいなこと言われたぐらいで萎縮してそれまでに培った思想とか思考とかを無かったことにするなんてちょっと情けない話ですな。講義の話を聞く限りではそういう感じに聞こえた。
科学の側だって今はけっこう適当なこと言ってると思うんだけどねー。超ひも理論なんて現在の観測技術ではもはやほとんど確かめることできないわけだし。物理の講義でそこらへんの話聞くけど、あそこらへんはSFの話みたいにしか聞こえません。
科学も「観測限界」で行き詰ってるという点では人文科学とそんな大差無くなってしまったように思うけどなー。理系の学生があんま適当なこと言えませんが…。
そんなことを思った。おわり。

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