「性愛」格差論 萌えとモテの間で

一昨日やっと買いました。
今、駅で寝っころがりながら読み終えた。一気に読めちゃったね、面白くて。
いつも通り斎藤環せんせいは面白いわー。

小説トリッパーの連載で三つの純愛小説の分析から導き出された日本のサブカルチャーの三類型、「オタク」「サブカル」「ヤンキー」の三つのうち、主に「オタク」と「ヤンキー」に照準を絞って対談形式で語られていました。

「ヤンキー」はたしかに語られてない部分が多いよな〜。僕はあのウ゛ィジュアル系文化なんかは「オタク」文化圏(腐女子系?)と「ヤンキー」文化圏の間にあるように見えたりして面白そうに見えるんだけどどうだろう。あそこらへんもっと語られていいと思うんだけどなぁ…知らないだけで結構語られてるのかな?

他にも重要なポイントがいくつもあったんだけどまた今度で。

あと対談相手の酒井順子さんのあとがき『“離島”に暮らす私たち』が素晴らしくて驚いた!
たまきんの対談相手なだけはあるな!
立ち読みでもいいからそこは読め!つーか立ち読みで全部読めちゃうかも。
けど文庫だし面白くてなんども読むことになるだろうから買ってみましょうね!

ケータイからだとISBN記法が分からん。これでいいのか。