久々羅漢

知の教科書 フロイト=ラカン (講談社選書メチエ)

知の教科書 フロイト=ラカン (講談社選書メチエ)

フロイトに還れ」とラカンは言ってたわけだけど、本書の第2部はまさにそのとおり「フロイトに還」りながらラカンのキーワード(「対象a」など)を解説している。
ラカンフロイトのテクストからどのようにその独特の概念、キーワードを抽出していったのかがわかる。

第3部は応用として、「仏教」「メディア」「芸術」などとフロイトラカン精神分析の関連を論じている。

第4部には「おまえらエクリ読め」と書いてあった(ちょっとホント)。