表現の場を得るために

NHKの夕方のニュースに知ってる顔がちらほら映ってて驚く。新宿ゴールデン街劇場を学生に無料で貸し出す試みが行われてるそうだ。
その代わりというか何というか、学生たちは歌舞伎町のゴミ拾いなどの奉仕活動、ボランティアをしているという。
彼らは表現の場を得るために闘い続けている。いや、別に闘ってるなんて意識なんて彼らには無いのかもしれない、ただ表現したいのだ。昔から演劇なんかは喫茶店の中、テント、路上など色んな工夫をして表現の場を得ようとしてきた。
学生には時間はあるがカネが無い、とはよく言われることだが、どんなに能力と才能と表現欲求、エネルギーがあってもただ時間を持て余すしかないというのは悲しいことだ。
特に芝居、演劇は小屋代、舞台、照明、音響、衣装等など他の表現に比べても相当のカネが必要になる。小屋代が無料になるだけでも大きな違いだ。
そんな中こうした試みが行われ始めているのをとてもうれしく思った。