新垣結衣、Green Day、雨宮処凛
■新垣結衣のかわいさは異常。朝の憂うつな気分を吹き飛ばしてくれそうな感じ。
■先ほどGreenDayの新曲らしきPVを見たのだが政治的なメッセージ性がかなり前面に押し出されていて驚いた。と思ったらジョン・レノンのカバーなのね。
『Working Class Hero』、「労働者階級の英雄」。彼らは歌う。
「宗教とセックスとテレビに酔わされて誰もが平等だと信じ込まされていた」
「労働者階級の英雄になるのは大変だ」
フリーター、派遣労働などの非正規雇用、ワーキングプア、ネットカフェ難民…プレカリアート(不安定雇用層)と総称される問題が浮き彫りになっている現在の日本にも通じるメッセージであることに驚く。雨宮処凛などはまさにその「大変さ」を一身に引き受けようとしている。
- 作者: 雨宮処凛
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 単行本
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「自由」と「グローバル化」のもとに使い回され、ただ「生きる」こと「生存」することさえ脅かされている人間がいるということ。僕らがこの世の中に希望を持つのであれば、そういう絶望的な現状に対する想像力を失わないことが必要だ。
時代と国境を越えて歌われる「労働者階級の英雄」はそのことを僕らに示している。