Perfume、落差とズレとスイッチング

某所より応援(?)メッセージがw
僕は個人的にはこちらのサイトが今回のPerfumeを的確に捉えているように思います。

きれいに3段落ち。

(追記)
僕は「シンセコード」や「クラブミュージック」の文脈に詳しくないですが、
こちらはアツさが伝わってきます…!

魂に共鳴する、といったかんじでしょうか。Perfumeが「世界」を…これはすごい…!(追記)


前に「2ちゃんねる嫌いなの?」と聞かれたことがあったが、
別に嫌いではない。むしろ2ch好きだ。一時期vipのラジオにはまってたことも告白しておこう。

しかし、いかんせん書き込みができない。それは嫌いだからではない。

あんなにアナーキーなコミュニケーションには尊敬と感動すら覚える。

彼らは絶妙に空気を読み、あるいは読まない。永遠のはしご外し。

たとえば彼らの中のひとりが、

「ぶっちゃけ最近もう解散してほしいと思う」

と言い出すとき、彼らはある意味で「アイドル」にかかわる上での倫理を発動していると感じる。


そしてそれはPerfumeのライブの「MC」における「クールダウン」においても同じだ。

「ライブ」と「MC」の落差(ズレ)を受け入れること、そしてそこにPerfumeは存在する。

フレーム憑き―視ることと症候例の「第1回モーニング娘。学会」においても語られたはずだが、

「現実」と「現実」のズレに「虚構」がある。

これは僕が依拠する斎藤環せんせいの言い方に直すと、

「フレーム」と「フレーム」が切り替わる瞬間に「リアリティ」が生まれる。
と言える。(『フレーム憑き―視ることと症候』)


ファン・サーヴィス [bitter] [DVD]昨日、ライブDVD『ファン・サーヴィス [bitter] [DVD]』を見ていたが2曲目の「おいしいレシピ」と3曲目の「コンピューターシティ」の高速のつなぎ、スイッチングのような速い切り替えが起こったとき、観客から歓声が沸き起こるのがわかるはずだ。

「木の子作詞のかわいい音楽」と「中田ヤスタカ未来テクノ3部作」が高速に接続されるとき、「Perfume」の魅力、存在が最高のテンションで伝わること、この事実は『ファン・サーヴィス [bitter] [DVD]』を語る上でもひとつの重要な部分と言えるだろう。


というわけで僕は聞けなかったカエたんのラジオの続きを聞くのでまたいつか。

http://www.youtube.com/watch?v=GRGsIZ2s6vc



着メロも落としすでに無限ポリループ状態。

ポリリズム(初回限定盤)(DVD付)

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