ボクらはなぜかくもヒステリックなのか

先日ブログが親バレし(つーか前々からバレてたらしいがw)


「家族や友人をわるく言うようなことは書くな」
と父親に怒鳴られた。


かるい検閲ですな。従いますよ。言われたときはキレて兄弟の部屋の壁をぶち抜いてしまいましたが(笑ってください)。
しかし親父も外に飛び出した僕の腕を掴んで家に引き戻し、強制的にブログの書き直しを求めてきたある種の暴力的な行為に対する謝罪はして頂きたいものです。
たしかに誰に見られてるか分からないこのブログですが、しかし、今の僕はここから、どこにいるかわからない誰かに宛てて言葉を投げ続け、投瓶通信を続けることしか今はできないんです。まずこの点はご理解頂きたい。快復したら大学に復帰するつもりです、自分自身のためにも。
それに僕は家族や友人をバカにするような気持ちでブログを書いたこともそういう風に捉えられ兼ねない表現を使ったことは一度もないです。ん…言いきれるのか、おれは(笑)
しかしまぁいずれにせよ、結果的にそう読まれる可能性は否定できないので親父の言うことももっともなことです。
先日の日記での僕の「ことば」によるトラブルからも、それ以前からも僕はそのことを家族とのコミュニケーションのやりとりや友人たちとのコミュニケーションのやりとりから学習しています。
ネット上でのコミュニケーションのリテラシーについては父親の世代よりも高いでしょう。一応ネット上と留保しときます。僕は年の功と言うものを否定しません。リスペクトおじいちゃんですよ。本当です、信じてくださいお願いだから。


父親が検閲の対象とした日記ですが、おそらく「アイロニカル」な表現が真面目な父親には上手く伝わらなかったのでしょう。


僕が「アイロニカル」な表現と今言ったのは例えば、「メッセージ」は「否定」しているように見えるかもしれないが、「メッセージ」を送る態度やふるまいにおいては肯定する表現です。
このように二重の意味で「メッセージ」を送られた場合*1、大抵の人はその態度から「肯定してるんだ」として「メッセージ」を受けとります。
しかし「メッセージだけ」を真面目な文脈の元で読めば「否定している」というようにも読めてしまいます。ネットにおいて「文脈」や「アジェンダ(議論設定)」をめぐってはてブ2chなどで毎日のように「闘争」が行われていることは、このコミュニケーションの「文脈」がいかに重要かを証し立てるものと言えるでしょう。ここら辺のギロンはWIRED JAPAN WIRED VISIONの濱野さんの最近の論考を参照されるとわかりやすいはずです。
(追記)


父親が誤読したのも真面目な父が「文脈」を取り違えてしまったためだと思われます。僕に非があるとすれば僕が想定する「メッセージ」の「文脈」の外にいる人に対する配慮がまだまだ足りないのでしょう。その点は反省します。以前の件も含め。申し訳ございません。


しかしそういうことを考えていたら誰かに宛てた「メッセージ」を書くことすらできなくなってしまいます。先日、地元の友人から「スッカスカな印象」だと当ブログにコメントされましたが、僕は今はそういう「スッカスカ」な言葉を投げてみるしかないんです。どこかの誰かが打ち返してくれることを祈って。
だから僕からブログを書く勇気だけは奪わないでください。
あなたが稼いだおカネで食わせてもらって治療まで受けてる人間です。しかし、あなたは僕から言葉まで奪わないでください。それはあなたのためにも僕のためにも、とりあえず生産的なものとは言えないでしょう。不毛です。


高校で学校行かなくなったとき、手早く心療内科に僕を連れていった、理解のあるであろう父ならわかって頂けるはずです。
ただ単に理屈をこねくり回しているように見えるかもしれませんが、僕はそれくらい「ピンチ」な状況である、という「文脈」が伝わって頂ければ幸いです。




今日は母親のヒステリックな声を聞いてる途中に強い不安感を感じたため、ワイパックス0.5mgを2錠飲む。このブログをケータイで打ちつつ落ち着き、現在に至る。
ちなみに現在服用中の薬についてはプロフィールに載せてます。
同じような抑うつ症状に悩んでいる方の参考になれば、と思います。