再びカカフカカ♯16「ドラ、え?も、ん…」観に行った。

先日の感想→「カカフカカ本公演#16「ドラ、え?も、ん…」(裏)」

実験が終わったあとすぐ出発。サークルの飲みもあったが断った。
ギリギリ本編には間に合った。席が空いてないのでなんと一番前に座ることに。役者が目の前。

今回は「表」バージョン。しかも最後の千秋楽です。「表」の方がやばかった…!いやすげー面白かった。
役者一人一人のキャラがすげー立っててすごい。役者一人一人が忘れられない。


僕なりに「ドラ、え?も、ん…」(表)を今流行りの成分解析をすると、

(カイジ)×(ときメモ)×(少女革命ウテナ)×(ラピュタ)(追記:あともちろんジャンプネタも)

などでできています…なんじゃこりゃああ!!
こんなのは彼らにしか作れないでしょうね。


もう公演終わったのでネタバレしますが、「ドラえもん」は全く出てきません。表も裏も。

過去の公演も調べて見たのですが、これは毎回お決まりのことみたい。「背中蹴りたい」には綿矢りさ*1関係ないし「SAZAE3」も同じく。

これは笑うとこでもあるんだけど、もしかしたら彼らなりのルールでもあるのかな、なんて公演中思った。
つまり、「ドラえもんネタは出さないようにしよう、という縛りを自分たちに課すことによって逆に作品の質を保っているのではないか…あぁまた分析ぐせが…。とにかく面白かった!

もうすっかりファンになってしまいました。次回も観に行きます!

(追記)演劇やってる方の感想↓

カフカカの代表、高山銀平氏のワークショップのレポートも書かれてます↓

高山流のコント作りの一片が垣間見られます。

*1:綿矢の"や"は弓矢の"や"なんだね。間違ってた。