2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新しい表現の場を構築する遊び

日本サブカルチャーが生み出してしまった奇才にして鬼才、mu君(id:emptiness)が新しい試みを始められています。 ◆CRISS-CROSS Project http://www.criss-cross.org/ http://d.hatena.ne.jp/criss-cross/ 「新しい表現の場を構築しようと言う遊び」と呼ばれ…

東浩紀×萱野稔人―暴力のエコノミーと環境管理

今さらなのか分からないが萱野稔人にハマっている。 彼のブログ(萱野稔人「交差する領域」)などを読んでてなんとなく最近の東浩紀と近いものを感じていた。それは、いつかの東氏のトークイベントで福嶋亮大に指摘された「身も蓋もない話」から始めるという…

立ち読みレビュー

■『「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)』岡田斗司夫 「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/06/01メディア: 新書購入: 15人 クリック: 197回この商品を含むブログ (296件) を見る結論…

ウッチャンが「サラリーマンNEO」に出るよ

NHKで23:00から。 「笑う犬」が好きだったのでウッチャンがこの異色のコント番組でどんな顔を見せてくれるのか楽しみ。 ミル姉さんとか最高だったなぁ。

「声」の力とリアリティ、ラジオについて

成長の一時期、とりわけ中学生くらいの頃からラジオとか音楽の存在が重要になってくるように思う。 例えば僕の場合、居間で親と一緒にいるのもうざったいし、晩飯を食ったらさっさと部屋にこもっていたわけだが、かと言ってごく平凡な家庭に育った僕は、当時…

微分される関係性 - 『ユリイカ - 腐女子マンガ大系』

NHK「中学生日記」などでも取り上げられ最近、注目度上昇中の「腐女子」を巡って色んな人が語ってる本。 「攻め」「受け」「やおい穴」「リバ」など、冒頭の対談からディープな腐女子世界のキーワードが何の注釈もなしにぶっちゃけた感じで頻発し、面食らう…

6/21朝日新聞に東浩紀の記事

最近の仕事が簡潔に短くまとめられている。 『ゲーム的リアリズムの誕生』での純文学の相対化の試み、『東京から考える』で考えられた「血」のナショナリズムと「ジャスコ化」のつながり。先日の萱野稔人との対談でも話された「リベラルな人はリベラルじゃな…

『芝居半分、病気半分』山登敬之

斎藤環の著書でも名前をちらほら見かける山登敬之の新刊。帯には斎藤環と内田春菊の推薦文が。 ユーモアあふれる文章の中に、精神科医であり劇団員でもあった著者の「演じる」ということについての興味深い考察が展開されている。 著者は「人間は本質的に演…